ローズマリー

シソ科で1.5mほどになるローズマリーは、原産が地中海沿岸で、木質の茎を持ちます。海岸沿いに生息する常緑低木で、ラテン語の属名「Rosmarinus」は「海のしずく」を意味し、和名の「万年郎」は「永遠の青年」から来ていると言われています。
ハンガリーの王妃が愛用した、ローズマリーを使用した 「ハンガリーウォーター」。王妃が77歳の時に他国の国王から求婚されたという逸話から「若返りのハーブ」として知られています。
”Rosemary”
ローズマリーの基本情報
学名 | Rosmarinus officinalis |
英名 | Rosemary |
和名 | マンネンロウ(万年郎) |
科名 | シソ科 |
使用部位 | 葉部 |
含有成分
精油(1.8シネオール、α-ピネン、カンファー、ボルネオール)、フェノール酸(ロスマリン酸、クロロゲン酸、カフェ酸)、ジテルペン化合物(カルノソール、ロスマノール)、フラボノイド(ルテオリン) |
作用
抗酸化、消化機能促進、血行促進、陽性変力
適応
食欲不振、消化不良、循環不良、リウマチ、関節炎
特徴
フェノール酸(ロスマリン酸・クロロゲン酸・カフェ酸)などが強力な抗酸化力を持つと言われ「若さを取り戻すハーブ」、独特な芳香は脳を活性化・血液循環を良くし「記憶力を増強するハーブ」とも言われています。
※妊娠中、高血圧の人は注意が必要です。
注意事項・禁忌
禁忌: 知られていない 副作用:知られていない 相互作用: クラスA(相互作用が予想されない) 安全性 : クラス1(適切な使用において安全) |
ローズマリーの使い方
ローズマリーは殺菌作用・酸化防止作用があると言われ、食材への香りづけだけでなく、保存を助けるためにも使用されるハーブです。
参考文献
日本メディカルハーブ協会『メディカルハーブ事典 』 『メディカルハーブの事典』林 真一郎 著 『メディカルハーブ安全性ブック第2版 』 Link 参考文献はこちら |
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