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ローズヒップ

ローズヒップは2mほどに成長する低木で野ばらの一種。甘い香りのする白~ピンクの花が咲き、初秋には鮮やかな赤色の実(偽果)をつけます。その昔、狂犬病にかまれた時に使われていたことから、 「ドックローズ」とも呼ばれています。



ローズヒップの基本情報

学名Rosa canina
英名Rose hip
和名=
科名バラ科
使用部位偽果

含有成分

ビタミンC、ペクチン、果実酸、ビタミンE、カロチノイド(リコピン、β-カロチン)、フラボノイド

作用

ビタミンC補給、緩下

適応

炎症や発熱など、ビタミンC消耗時の治療の補助、インフルエンザなどの感染症の予防、便秘

特徴

ローズヒップはレモンの20~40倍のビタミンCを含んでいると言われ、「ビタミンCの爆弾」の異名を持ちます。このため、風邪の予防や感染症・炎症などのビタミンCの消耗時に使用され、また、美肌や日差しからお肌を守ったり、ペクチンが含まれるため便秘などの腸内環境を整えるなど美容にも良いことから、女性に好んで飲まれるハーブです。

注意事項・禁忌

禁忌: 知られていない
副作用:知られていない
相互作用: クラスA(相互作用が予想されない)
安全性 : クラス1(適切な使用において安全)

ローズヒップの使い方

ローズヒップはハイビスカスとブレンドされることが多いため、酸っぱいイメージがありますが、実際はほんのり甘酸っぱいような青いトマトの様な風味を持ちます。 ペクチンが含まれるため、ティーに少しとろみを出すことが出来ます。

ローズヒップの種子を圧縮した「ローズヒップ油」はリノール酸・α-リノレン酸などの必須脂肪酸を含み、組織の損傷や修復を促すことから外用で化粧品などに使用されるオイルです。

参考文献

日本メディカルハーブ協会『メディカルハーブ事典 』
『メディカルハーブの事典』林 真一郎 著
『メディカルハーブ安全性ブック第2版 』
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