レモンバーム

レモンバームは約1m弱ほどに成長する多年草で、レモンのような香りを放ちます。レモンバームの小さい白い花はミツバチをよく引きつけることから、ギリシャ語のミツバチを意味する「メリッサ」とも呼ばれています。日本でも栽培しやすいハーブなのでキッチンハーブとしても有名です。
”Lemon balm”
レモンバームの基本情報
学名 | Melissa officinalis |
英名 | Lemon balm |
和名 | 西洋ヤマハッカ |
科名 | シソ科 |
使用部位 | 葉部 |
含有成分
精油(シトロネラール、シトラール)、シソ科タンニン、フェノール酸(カフェ酸、クロロゲン酸、ロスマリン酸) |
作用
鎮静、鎮痙、抗菌、抗ウイルス
適応
心身の緊張による神経性胃炎などの消化器系機能障害、不安、不眠、偏頭痛、神経痛
特徴
レモンバームの主成分は精油成分(シトラール、シトロネラール)、タンニン類、フェノール類(ロスマリン酸、カフェ酸)など。レモンバームは心身のデリケートな状態を穏やかに調整し、自分をコントロールできない興奮やパニックを沈めたり、緊張による不眠や神経性胃腸炎に良いと言われ、「不安を取り除き、気持ちを明るくして元気の出るお茶」と言われています。
強い抗菌力があり、ヘルペスウイルスなどにも使用されます。
また、最近では「ロスマリン酸」が認知症改善に作用すると注目されています。
※妊娠中や授乳中は注意が必要です。
※外用では肌への刺激がある場合があり、敏感肌の人は注意が必要です。
注意事項・禁忌
禁忌: 知られていない 副作用:知られていない 相互作用:クラスA(相互作用が予想されない) 安全性 : クラス1(適切な使用において安全) |
レモンバームの使い方
レモンバームはサラダやスープ、肉料理などに、レモンの様な香りづけとして使用できるハーブです。ただ、レモンバームの主成分である精油の含有量少ないため、加工・保存方法が大切なハーブです。
参考文献
日本メディカルハーブ協会『メディカルハーブ事典 』 『メディカルハーブの事典』林 真一郎 著 『メディカルハーブ安全性ブック第2版 』 Link 参考文献はこちら |
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