ミルクシスル

ミルクシスルは地中海南岸・北アフリカなどが原産で、大きな刺を持ち60cmほどに成長します。名前からわかるように、昔はミルクシスルの種子が母乳の出を良くすることが由来と言われています。
”Milk thistle”
ミルクシスルの基本情報
学名 | Silybum marianum |
英名 | Milk thistle |
和名 | マリアアザミ、オオアザミ |
科名 | キク科 |
使用部位 | 種子 |
含有成分
フラボノリグナン(シリマリン)、フラボノイド、油脂(リノール酸、オレイン酸)、ビタミンE、フィトステロール |
作用
抗酸化、細胞膜安定化、タンパク合成促進
適応
肝硬変、アルコール性肝炎、脂肪肝、薬物性肝炎
特徴
ミルクシスルは古代ギリシアの時代から種子が肝臓病に用いられてきました。種子に含まれる3種のフラボノリグナンからなるシリマリンは、慢性肝炎・アルコール肝炎・脂肪肝・肝硬変への作用が期待され、 研究論文は300以上とも言われます。シリマリンは肝細胞の細胞膜を保護し、また既に損傷を受けてしまった肝細胞のタンパク合成を促進し、細胞の修復を促すことが特徴です。このことから、肝臓病の予防・治療の両方に用いられているハーブです。
注意事項・禁忌
禁忌: 知られていない 副作用: 知られていない (製剤で時々軽い軟便) 相互作用:クラスA(相互作用が予想されない) 安全性 : クラス1(適切な使用において安全) |
ミルクシスルの使い方
ミルクシスルの使い方…
参考文献
日本メディカルハーブ協会『メディカルハーブ事典 』 『メディカルハーブの事典』林 真一郎 著 『メディカルハーブ安全性ブック第2版 』 Link 参考文献はこちら |
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