マテ

マテはパラグアイ・ブラジル・アルゼンチンの3国に自生すると言われる、モチノキ科の常緑低木。世界三大ティーに数えられ「飲むサラダ」の別名を持ちます。

”Paraguay tea”

目次
  1. マテの基本情報
  2. マテの含有成分
  3. ベマテの作用
  4. マテの適応
  5. マテの特徴
  6. マテの使い方
  7. マテの注意事項・禁忌
  8. マテの参考文献


マテの基本情報

学名Ilex paraguariensis
英名Paraguay tea
和名
科名モチノキ科
使用部位葉部

含有成分

アルカロイド(カフェイン、テオブロミン、テオフィリン)、フェノール酸(カフェ酸、クロロゲン酸)、フラボノイド、ビタミン(B2、B6、C)、ミネラル(鉄、カルシウム、カリウム)

作用

興奮、利尿、グリコーゲン分解、脂肪分解

適応

精神疲労、肉体疲労、肥満、抑うつ、リウマチ痛、頭痛

特徴

マテはカフェインを1~2%含み中枢神経を賦活し、利尿作用をもたらすことから心身の疲労回復に使用されます。カルシウム・ビタミンB群やC・ミネラルなどの栄養素を豊富に含むのが「飲むサラダ」と言われる所以です。食物繊維が含まれ、脂肪・グリコーゲン分解作用がダイエットに、また美肌を期待しても用いられるハーブです。

注意事項・禁忌

禁忌: 知られていない
副作用:知られていない
相互作用:クラスC(相互作用が起こることが知られているハーブ(カフェイン)。中枢神経刺激薬とカフェインとの併用は、過度な中枢神経刺激を引き起こす可能性
安全性 : クラス1(適切な使用において安全)

マテの使い方

マテには煎茶のような風味のグリーンマテと、香ばしさが特徴のローストマテがあります。南アメリカでは「ボンビーリャ」と呼ばれる茶こし付きのストローでマテ茶が飲まれています。

参考文献

日本メディカルハーブ協会『メディカルハーブ事典 』
『メディカルハーブの事典』林 真一郎 著
『メディカルハーブ安全性ブック第2版 』
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