マシュマロウ(アルテア)

1.8mほどに成長する多年草のマシュマロウ(アルテア)は、 夏には淡いピンクの可愛い花を咲かせます。ヨーロッパの伝統医学で長い間用いられてきた歴史があり、「治す」を意味するギリシャ語の「altho」に由来すると言われています。
”Marshmallow”
マシュマロウ(アルテア)の基本情報
学名 | Althaea officinalis |
英名 | Marshmallow |
別名 | アルテア |
和名 | ウスベニタチアオイ |
科名 | アオイ科 |
使用部位 | 根部 |
含有成分
粘液質(でんぷんやアラビノガラクタンなどの多糖類)、フラボノイド、フェノール酸 |
作用
粘膜保護、緩和、局所の創傷治癒
適応
空咳や口腔・咽頭・胃腸の粘膜の炎症
特徴
マシュマロウ(アルテア)の主要成分である多糖類であるアラビノガラクタンなどの粘液質は、葉より根に多いと言われています。粘膜に潤いを与え刺激から守ることから、のどの痛み・気管支炎・口内炎、消化器・泌尿器の炎症などに用いられるハーブです。
また、粘液で患部を保護し修復を早める目的で、湿疹や皮膚炎に外用で使用されます。
注意事項・禁忌
禁忌: 知られていない 副作用:知られていない 相互作用:クラスA(相互作用が予想されない)他の薬剤と同時に服用すると薬剤の吸収を遅延させることがあるため、他の薬剤はマシュマロウ摂取の1時間前あるいは数時間後に摂取すべきである 安全性 : クラス1(適切な使用において安全) |
マシュマロウ(アルテア)の使い方
マシュマロウ(アルテア) の使い方…
参考文献
日本メディカルハーブ協会『メディカルハーブ事典 』 『メディカルハーブの事典』林 真一郎 著 『メディカルハーブ安全性ブック第2版 』 Link 参考文献はこちら |
注意点&免責事項
ここに掲載されている内容は、医療の代わりに使用されるべきものではありません。内容には最新の情報の記載を心がけてはおりますが、日々研究がなされ情報が更新されていっている分野で、全てを網羅できていない場合もございます。使用に不安のある方は(持病をお持ちの方、妊娠中の方、授乳中の方、アレルギーをお持ちの方、お子様に使用する場合など)必要に応じて医療従事者・専門家のアドバイスを仰ぐことをおすすめいたします。 事故やトラブルに関してこのサイトは責任を負いかねますので、あくまでも自己責任にてご利用ください。 |