ベルベーヌ

ベルベーヌは南米原産の3~5mほどにまで成長する落葉低木。ベルベーヌの葉は先のとがった細い舟形が特徴で、強いレモンの香りがあり、暑い気候ではピンクがかった白い小さな花をつけこちらもレモンのような香りがします。ヨーロッパなどではフィンガーボウルの香りづけとして使われてきました。
”Lemon verbena”
ベルベーヌの基本情報
学名 | Lippia citriodora、Aloysia triphylla |
英名 | Lemon verbena |
別名 | レモンバーベナ |
和名 | コウスイボク(香水木) |
科名 | クマツヅラ科 |
使用部位 | 葉部 |
含有成分
精油(シトラール、d-リモネン、ゲラニオール、ネロール、1,8シネオール)、フラボノイド |
作用
鎮静、緩和、消化促進
適応
食欲不振、消化不良、軽い興奮
特徴
ベルベーヌは精油成分のd-リモネン、ゲラニオール、ネロール、1,8シネオールなどにより独特の芳香をもっています。消化器の働きを高めることから食欲不振・消化不良、また鎮静作用による高まった気持ちを静めたい時などに用いられるハーブです。
注意事項・禁忌
禁忌: 知られていない 副作用:知られていない 相互作用:クラスA(相互作用が予想されない) 安全性 : クラス1(適切な使用において安全) |
ベルベーヌの使い方
フランスではベルベーヌは消化を良くすることから、食後のティー「イブニングティー」として好んで飲まれています。
参考文献
日本メディカルハーブ協会『メディカルハーブ事典 』 『メディカルハーブの事典』林 真一郎 著 『メディカルハーブ安全性ブック第2版 』 Link 参考文献はこちら |
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