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パッションフラワー

大きく美しい花を咲かせるパッションフラワーの花は、アメリカ大陸が原産のつる性植物の多年草。花の中心が十字架のように見えることから、キリストの「受難の花」とも呼ばれます。美しい姿とは逆に、雑草のように丈夫に育ちます。

”Passionflower”

目次
  1. パッションフラワースの基本情報
  2. パッションフラワーの含有成分
  3. パッションフラワーの作用
  4. パッションフラワーの適応
  5. パッションフラワーの特徴
  6. パッションフラワーの使い方
  7. パッションフラワーの注意事項・禁忌
  8. パッションフラワーの参考文献


パッションフラワーの基本情報

学名Passiflora incarnata
英名Passionflower、Maypop
和名チャボトケイソウ
科名トケイソウ科
使用部位地上部の全草

含有成分

フラボノイド(アピゲニン)、フラボノイド配糖体(ビテキシン)、インドールアルカロイド(ハルマン、ハルモール)、青酸配糖体(ジノカルディン)

作用

(中枢性の)鎮静、鎮痙

適応

精神不安、神経症、心身の緊張およびそれに伴う不眠、過敏性腸症候群、高血圧

特徴

「植物性の精神安定剤」と呼ばれるパッションフラワーは、向神経性ハーブに分類され、フラボノイド(アピゲニン)やインドールアルカロイド(ハルマン、ハルモール) が不安やストレス・不眠症に作用すると言われています。鎮静作用のあると言われるバレリアンと比べると作用が穏やかで、ブレンドして用いられることの多いハーブです。
また、頭痛・歯痛・生理痛などの痛みにも用いられます。作用が穏やかなので子供や高齢者・更年期の女性などにも使用できる、植物性のトランキライザーです。

※イギリス・フランス・ドイツなどのヨーロッパでは医薬品として使用されているようです。
※妊娠中・車の運転などには注意が必要です。

注意事項・禁忌

禁忌: 知られていない
副作用:知られていない
相互作用:クラスA(相互作用が予想されない)
安全性 : クラス1(適切な使用において安全)

パッションフラワーの使い方

パッションフラワーはアルカロイドを含むことから少し苦みがあり、強めの草っぽい香りが特徴のハーブティーです。

参考文献

日本メディカルハーブ協会『メディカルハーブ事典 』
『メディカルハーブの事典』林 真一郎 著
『メディカルハーブ安全性ブック第2版 』
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