バードック

バードックは1m以上にもなると言われる二年草。アザミのようなトゲがあり丸みのある、先が紫色の花をつけます。日本名はゴボウで、日本最古の薬物辞典「本草和名」にも記載されています。日本では野菜(根菜)として食べられることが多いですが、欧米では浄血作用などを目的として皮膚病・リウマチなどに外用・内用で用いられてきました。
”Burdock root”
バードックの基本情報
学名 | Arctium lappa |
英名 | Burdock root |
和名 | ゴボウ |
科名 | キク科 |
使用部位 | 根部 |
含有成分
苦味配糖体(アルクティイン)、精油、イヌリン、粘液質、ポリアセチレン類、含硫アセチレン化合物、フィトステロール |
作用
浄血、解毒、抗菌
適応
腫れ物、皮膚炎、リウマチ、便秘、高血糖
特徴
バードックの根にはイヌリン・苦味配糖体(アルクティイン)を含みトニック効果があると言われています。利尿・緩下・利胆作用があると言われ、デトックスなどを目的にも使用されるハーブです。また、血糖値を下げるとの報告もあり、研究が進められています。
注意事項・禁忌
禁忌: 知られていない 副作用:知られていない 相互作用:クラスA(相互作用が予想されない) 安全性 : クラス1(適切な使用において安全) |
バードックの使い方
バードックのティーは香ばしくて飲みやすく、ブレンドしなくても美味しくいただけるハーブティーです。
参考文献
日本メディカルハーブ協会『メディカルハーブ事典 』 『メディカルハーブの事典』林 真一郎 著 『メディカルハーブ安全性ブック第2版 』 Link 参考文献はこちら |
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