ハイビスカス
エジプトの美の女神「ヒビス」に由来していると言われるハイビスカスは、南国をイメージさせる観賞用の赤いハイビスカスとは違う品種で、白や薄いピンクの花を咲かせます。ティーには花の部分ではなくガクの部分を使用し、お湯を注ぐと含有成分であるアントシアニン色素のルビーのような鮮やかな綺麗な赤色になり、見た目にも綺麗なハーブです。
”Red sorrel”
ハイビスカスの基本情報
学名 | Hibiscus sabdariffa |
英名 | Red sorrel |
和名 | ロゼル |
科名 | アオイ科 |
使用部位 | がく部 |
含有成分
植物酸(クエン酸、リンゴ酸、ハイビスカス酸)、アントシアニン色素(ヒビスシン)、粘液質、ペクチン、ミネラル(鉄、カリウム) |
作用
代謝促進、消化機能促進、緩下、利尿
適応
肉体疲労、眼精疲労、食欲不振、便秘、風邪、上気道カタル、循環不良
特徴
ハイビスカスはクエン酸・ハイビスカス酸などの食物酸を豊富に含むため酸味が強いのが特徴で、ミネラルなども多く体内のエネルギー代謝と新陳代謝を高め、疲労回復に良いと言われています。カリウムが利尿作用、ペクチンには緩下作用があると言われています。ビタミンCは栄養補給や美肌などに良いと言われているため、ビタミンC補充にローズヒップと良くブレンドされることの多いハーブです。
エジプトではカルカデ、メキシコではアグアデハマイカと呼ばれ世界中で親しまれています。
注意事項・禁忌
禁忌: 知られていない 副作用:知られていない 相互作用:クラスA(相互作用が予想されない) 安全性 : クラス1(適切な使用において安全) |
ハイビスカスの使い方
ハイビスカス の使い方…
参考文献
日本メディカルハーブ協会『メディカルハーブ事典 』 『メディカルハーブの事典』林 真一郎 著 『メディカルハーブ安全性ブック第2版 』 Link 参考文献はこちら |
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