セージ

セージ Sage

セージは60cmほどになる低木の常緑植物。「セージ」の語源はラテン語の「救う=salvare」から来ていると言われ、古代から人々を救う薬草として用いられてきました。セージはキッチンハーブとして有名ですが、初夏になると紫青色の花がミツバチを惹きつけるため、セージからとれるハチミツを特産としている国もあります。

”Sage”

目次
  1. セージの基本情報
  2. セージの含有成分
  3. セージの作用
  4. セージの適応
  5. セージの特徴
  6. セージの使い方
  7. セージの注意事項・禁忌
  8. セージの参考文献


セージの基本情報

学名Salvia officinalis
英名Sage
和名薬用サルビア
科名シソ科
使用部位葉部

含有成分

フラボノイド(ルテオリン)、精油(ツヨン、シネオール、カンファー)、フェノール酸 (ロスマリン酸)、ジテルペン型苦味物質カルノソール

作用

抗菌、抗真菌、抗ウイルス、収斂、発汗抑制、母乳分泌抑制

適応

口腔、咽頭の炎症、口内炎、歯肉炎、更年期や心身症の発汗異常、寝汗

特徴

ローマの医師であったディオスコリデスが、傷口の止血、潰瘍の洗浄に使用したと言われるハーブ。セージはツヨンを含む精油とサルビアタンニンを含むことで、ローズマリーに次ぐ抗酸化力があると言われており、口腔粘膜の炎症や風邪の際ののどの痛みなどに良いと言われています。またサルビアタンニンが収れん作用を持つ為、更年期のホットフラッシュ、月経過多、母乳の分泌を抑えるなど女性特有の疾患に、また、ローズマリーと同様に脳の働きや記憶力の強化にも使用されるハーブです。

注意事項・禁忌

禁忌: 妊娠中はアルコールエキスは内服すべきでない
副作用:アルコールエキスを長期間服用すると、てんかん様の痙れんを起こすことがある
相互作用:クラスA(相互作用が予想されない)
安全性 : クラス2b (妊娠中に使用しない) : クラス2d(推奨量を超えない)

セージの使い方

セージの使い方…

参考文献

日本メディカルハーブ協会『メディカルハーブ事典 』
『メディカルハーブの事典』林 真一郎 著
『メディカルハーブ安全性ブック第2版 』
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