クランベリー

クランベリーは10~20cmほどまで伸びる、ヨーロッパや北欧などの寒冷地で育つ低木です。蔓性の植物で、可愛らしい鮮やかな赤い実をつけます。見た目とは違って酸味がとても強く生食には向かないので、加糖されジュースやソースなどに加工されることの多い植物です。
”Cranberry”
クランベリーの基本情報
学名 | Vaccinium macrocarpon、Vaccinium oxycoccos |
英名 | Cranberry |
和名 | オオミノツルコケモモ |
科名 | ツツジ科 |
使用部位 | 果実 |
含有成分
植物酸(キナ酸、クエン酸、リンゴ酸)、プロアントシアニジン、果糖、ビタミンC |
作用
尿の酸性化、尿路への細菌の付着抑制
適応
膀胱炎、尿道炎、尿臭
特徴
クランベリーに含まれる主成分は、植物酸(キナ酸・クエン酸・リンゴ酸)、プロアントシアニジン、ビタミンCなど。キナ酸が尿のpHを酸性にし大腸菌などが減ること、感染菌が尿路に付着するのを抑制するなどの事から、古くからジュースにして泌尿器系の感染症に用いられてきました。メディカルハーブとしては粉末剤やカプセル剤が使用されます。
日本ではあまり馴染みがありませんが、アメリカなどでは飛行機でもクランベリージュースを用意してあったり、ビタミンCを含むことから美容にも良いと人気が高いですが、ジュースは加糖されているものが多いので加工品には注意も必要です。
注意事項・禁忌
禁忌:知られていない 副作用:知られていない 相互作用:クラスA(相互作用が予想されない) 安全性 : クラス1(適切な使用において安全) |
クランベリーの使い方
クランベリーの使い方…
参考文献
日本メディカルハーブ協会『メディカルハーブ事典 』 『メディカルハーブの事典』林 真一郎 著 『メディカルハーブ安全性ブック第2版 』
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