ウィッチヘーゼル

ウィッチヘーゼルは北米の先住民が切り傷や湿疹、虫刺されなどの外用で用いてきました。ウィッチヘーゼルの木は約5m位まで成長し、2~3月頃に黄色の房状の花を咲かせた後、楕円形の葉をつけます。
”Witch hazel”
ウィッチヘーゼルの基本情報
学名 | Hamamelis virginiana |
英名 | Witch hazel |
和名 | アメリカマンサク |
科名 | マンサク科 |
使用部位 | 葉部 |
含有成分
タンニン(カテキン、プロアントシアニジン)、フラボノイド(ケンフェロール、クエルセチン)、精油 |
作用
収斂、防腐、止血、静脈保護
適応
小児および成人の下痢、軽度の外傷、口腔粘膜の炎症、静脈瘤、月経過多
特徴
ウィッチヘーゼルの外用での、皮膚を保護し収れん作用をもたらすものはタンニンと言われています。タンニンの収れん作用を利用し、ハーブティーを冷浸剤として用いる方法などがあります。
注意事項・禁忌
禁忌:知られていない 副作用:知られていない(タンニンに敏感な人はまれに胃に不快感) 相互作用:クラスA(相互作用が予想されない) 安全性 : クラス1(適切な使用において安全) |
ウィッチヘーゼルの使い方
ウィッチヘーゼルの芳香蒸留水は、救急用のレメディとして知られています。
参考文献
日本メディカルハーブ協会『メディカルハーブ事典 』 『メディカルハーブの事典』林 真一郎 著 『メディカルハーブ安全性ブック第2版 』 Link 参考文献はこちら |
注意点&免責事項
ここに掲載されている内容は、医療の代わりに使用されるべきものではありません。内容には最新の情報の記載を心がけてはおりますが、日々研究がなされ情報が更新されていっている分野で、全てを網羅できていない場合もございます。使用に不安のある方は(持病をお持ちの方、妊娠中の方、授乳中の方、アレルギーをお持ちの方、お子様に使用する場合など)必要に応じて医療従事者・専門家のアドバイスを仰ぐことをおすすめいたします。 事故やトラブルに関してこのサイトは責任を負いかねますので、あくまでも自己責任にてご利用ください。 |