保湿の救世主アロエで乾燥にバイバイ☆
”Cosme”

2月に入り、冬の乾燥にお肌の元気がなくなってきた今日この頃…たっぷりの水分・保湿が足りない!保湿の救世主、アロエの保湿化粧水の出番です☆
顔にも身体にもたっぷり贅沢に使いたい時は手作りはおすすめ!
家で育てているアロエベラ…今は室内に入れてもあまり元気がありませんが…そこから一本拝借!
アロエってどんな植物?
アロエは言わずとしれた果肉植物で、葉は苦くalloeh(苦みのある)という古代アラビア語に由来しています。 アロエは現在は300~500種以上あると言われており、紀元前1700年頃の「エーベルスパピルス」にも記載され、古代から薬用として栽培されていました。あのクレオパトラもアロエを使っていたと言われています。
アロエにはケープアロエ、キダチアロエ、アロエベラなどがあり、アロエベラは寒さに弱い品種なので、日本では主に沖縄で栽培されています。苦味が少ないのでヨーグルトやジュースなどに使われるのはアロエベラで、ゲル状の葉肉は水分・栄養ななどを貯蔵し優れた保水力があり、抗炎症作用、皮膚柔軟作用、創傷治癒作用などがあると言われています。
学名 : Aloe vera
和名 : アロエベラ
科名 : ススキノキ科
※アロエについての効果・効能について保証するものではありません。
アロエの保湿化粧水の作り方
アロエベラの表皮のすぐ下には、緩下作用のあると言われる苦味の成分でもある「アロイン」が含まれているので、表皮を除いた ゲル状の葉肉部分だけを利用します。
この葉汁に苦味があるのは、他の動物に葉肉部分を食べられないようにする為とも言われます。植物は賢いですね☆
材料
フレッシュなアロエベラ
無水アルコール
お好きなメディカルグレードの精油
グリセリン
お好きな芳香蒸留水
ヒアルロン酸(パウダー)
ガラス瓶(ガラス瓶は耐熱でスポイト付きが便利)
ロート、目の粗い小さなステンレスなどのざる
- 鍋にお湯を沸騰させ、ロート、ざる、ガラス瓶などを10〜15分煮沸します。
- 煮沸したガラス瓶が冷めたら、アルコール消毒します。
精油を馴染ませるためにアルコールを少量に精油をいれて瓶を振って攪拌します。混ざったらグリセリンを入れ、ひとまず蓋をします。 - アロエを洗い、表皮をむく。表皮をむきやすいようにアロエの両端を先にカットしてから表面と裏面をむく。
- 中の果肉を包丁で細かくし、グリセリン・精油などを入れた瓶の上にロート→粗めのざるの順に置き、瓶にアロエのトロトロ部分だけ落ちるようにします。
- お好きな芳香蒸留水をいれ、最後アルロン酸をいれ瓶を振って攪拌します。ヒアルロン酸が馴染むまで一晩冷蔵庫で寝かせて出来上がり。
※残ったアロエの果肉は胃の中へ~☆
※アロエの葉の内服は妊婦・幼児には禁忌と言われており、注意が必要です。

出来た化粧水は必ず冷蔵庫で保存し、保存料は入っていないので たっぷり贅沢に、2~3週間で使いきります。
※アロエで逆に肌荒れを起こしたり、アレルギーがある場合もあるので、必ずバッチテストをして下さい。また、出来上がった化粧水も最初に顔に使用せず、自分に合っているかどうか見えない部分でバッチテストをし、傷などがある場合は使用をひかえましょう。
化粧水を手作りする際に気をつけること

手作り化粧品は自分で作れる楽しみ、作ったものへの愛着がわき、生活を少し豊かな気分にしてくれます☆
ただ、本当に自分に合うものなのか?良いかどうかは自己責任。ある程度の知識も必要です。精油に関しては使用濃度を守る必要もあり、手作りする際に混入するかもしれない細菌・保存の状態にも注意が必要です。
また、季節によっても保存期間は多少変動しますので、臭覚を研ぎ澄ませ、少しでもおかしいな..と思ったらもったいないと思わず使用はやめましょう。
手作り化粧品の講座を受けてみる
まずは手作り化粧水などの講座を受けて、基本を知るのも大事です!アロエの保湿化粧水に使ったもの
アロエベラ 苗
沖縄 宮古島で育った無農薬☆
BLISSTIA 植物性グリセリン
食用グレートのグリセリン☆
ケモタイプ精油
まずは、基本のラベンダーは一本あると便利☆
芳香蒸留水
無農薬有機栽培法で育てたケンソーハーブウォーター
無水 アルコール
植物発酵エタノール無水アルコール
ヘンケルス(Henckels) 三徳包丁
とろとろアロエを切るには切れ味の良いものを!
手作りはしてられない方におすすめ
時間も手間もかけられない!そんな方におすすめ…
日本オーガニックコスメ協会推奨品マーク取得
アロエベラ水にゲットウ葉水、ローズマリーにハイビスカス花も☆
参考文献
ハーブと精油の基本をしろう☆